赤ちゃん筆は子孫繁栄を願います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サイトマップ

鳳凰は、中国の伝説にある鳥です。孔雀に似ていて、背丈が４〜５尺あり、その容姿の前は麟(りん=想像上のめでたい獣、大鹿、麒麟)、後は鹿、頸(けい=首)は蛇、背は亀、嘴(くちばし)は鶏だとされています。五色絢爛(けんらん)な色彩で、声は五音を発するとされます。竹の実を食べ、桐の木にしか止まらないといわれております。

鳳凰は、聖天子の出現を待ってこの世に現れます。

古代から中世にはその意匠が装飾に使用されることがあり、宇治平等院鳳凰堂や鹿苑寺(ろくおんじ)金閣の屋上にあるものが有名です。なお鳳凰堂の鳳凰は新一万円札の裏面に飾られています。

また鳳凰はその形態から、インド神話の聖鳥ガルダ(迦楼羅）との類似があげられる事もあります…神話のガルダの身体は人間、頭、嘴、翼、爪は鷲となっております。


衆生救済に望む知恵と勇気と行動力を持った指導者の誕生を予言する鳥なのです。